紅茶

太陽を盗んだ男の紅茶のレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
4.4
これは面白すぎる。原爆の作り方を日頃から生徒に教える理科教師がプルトニウムから原子爆弾を作ってしまう。それによって自分が抑止力となり、国を動かすトンデモ映画。発想が頭ひとつ抜けていて、それを大きなスケールで映像化してしまう素晴らしさ。若き黒沢清監督(24歳ぐらい)が指名手配されていて笑ってしまった。
沢田研二の出演している映画を観たのは本作が初めてだったのだが、アウトローっぷりが似合う。来年公開の『キネマの神様』も期待したい。

ローリングストーンズ初来日公演は90年代に入って実現したという最大の皮肉を噛み締めてます。
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