このレビューはネタバレを含みます
2024年4月21日
リバイバル上映で久しぶりに観た。
映画が好きになるきっかけになった思い出の作品
やっぱりおもしろすぎる…!!
事件の後遺症で10分で記憶が消えてしまう主人公のレナード。
過去から未来のモノクロ映像と未来から過去のカラー映像が交互に描かれるため、カラー映像ではレナードがなぜこんな状況になっているのか観てる側もわからずハラハラさせられる。
テディやナタリーが様々な思惑でレナードの記憶喪失を利用していることが少しずつわかり、人間不信になってくる。
ただ急にレナードが恋人のジミーの服を着てジミーの車に乗って現れたら怖いなってナタリーに少し同情。
映画のクライマックスで明かさせる、復讐が終わっていることと、サミーがレナード自身だったという事実。
すごくおもしろい作品だけど、考察サイトを見るとそもそもこの物語自体がレナードの妄想だったのではないかという説があり、さらに楽しめた。
DVD特典に通常の時系列で編集されたものがあるらしい。いつか観てみたい。