時間軸の最後から始まるややこしい話ですが、ラストまで見れば大オチ自体はわかりやすいと思います。
探偵映画のような誰が事実を言っていて自分が利用されてるかと疑いながら進む展開も面白く
自分を構成するのは記憶か事実かなど思想的な所も魅力的。
ノーラン作品で多く出てくる、亡き奥さんへの執着と時間軸を使った話作りやインセプションでも扱われる記憶を植え付けと思いこみという題材など、いろんなノーラン作品に繋がる映画だと思います。
監督自身も好きだと公言するマトリックスを捻った話やキャリーアンモスなどキャストの使い方も面白い。
