異色の時間逆行映画。
とは言ってもテネットみたいに実際遡るのではなく、話の進行の為に視聴者だけが遡っていく。
本作は2、3回観たかな。
「1週間フレンズ」やニコール・キッドマンの「リピーテッド」の様に記憶が長時間保てない症状を持つ人の物語。本作の主人公はそれが数分しか持たないからタチが悪い。
この男は大事な事は忘れないように自分の身体に刺青してしまうというのは過激。
現実の世界に本当にある症状のようですが、厄介だよね。本作や「リピーテッド」のように、そのせいで他人や自分にまで騙される可能性も多分にあるわけだから。
全体的にヴァイオレンス映画だけど何故かスタイリッシュ。
