" 神 "を味方につけようとする主人公…
実話には説得力がある。
人として一番大切なものとは、狡い大人を知らない子供達が一番良く理解しているのかもしれない…
" 心を憎しみに変えてしまったら奴らの勝ち " …
戦場の少年のその言葉に、終わりの無い戦いの苦しみを見る。
戦争が残すその爪痕…
傍目に主人公は " 善き戦士 "
取り憑かれた様に感情を高ぶらせ、子供達を守ろうとするのだが、その結果といえばその戦いがまた元の脆い人間へと変えてしまおうとする。
南スーダンでは今も戦場化しているとされる。
そこは子供達が銃を持ち、戦いを強要させられる場所。
この主人公を救ったのは神ではなく、極限の生活を強いられた少年の清い心だったと思うのです。