キモサベ

新・ガンヒルの決斗のキモサベのレビュー・感想・評価

新・ガンヒルの決斗(1971年製作の映画)
2.7
“新”とありますが、元作(1959年)を観ていないので知りませんが、ストーリーは別物だそうです

それもそうですよね、異色なお話でしたもの
こちらは“子連れ”ガンマン・・・うひゃ~、こりゃ西部の“拝一刀(おがみいっとう)”だ・・・って、わかんなくっていいですからね

感想です
自分的には“いただけません”でした
だってダメですよ『小っちゃい子どもに銃口向けて』・・・あそこまでやっちゃ
G・ペックをつけ狙う若僧の“悪行三昧”・・・“演技”としては憎々しくって申し分ない出来なのでしょうが、“演出”としては、ちとやり過ぎに思えました
どでしょ?

【追伸】
監督さんは、円熟の境地ヘンリー・ハサウェイ
円熟も円熟、調べるとこれが遺作のようです
さすがに自分も、晩年の「アラスカ魂」、(60)「ネバダ・スミス」(66)、「勇気ある追跡」(69)ぐらいしか知りません
・・・そう、思えばこれらの監督作品とともに西部劇そのものが、ひとつの使命を終えようとしていたのですね
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