落伍者

戦慄の調べの落伍者のレビュー・感想・評価

戦慄の調べ(1945年製作の映画)
3.0
有為な青年作曲家は劇しい不協和音を聞くと凶暴な発作を起こす異常神経者。ガス燈一つに雰囲気ある。ガイ・フォークス・ナイトなんて印象的なシーンあるし、炎と煙に巻かれながら会場でピアノを弾きつづけるラストも、素晴らしき退廃、アメリカには出せない怪奇映画の味だよ思ってたら、ハンブルグ生まれで、イギリス、ハリウッドに渡った監督による二十世紀フォックスの映画だった(パトリック・ハミルトンの原作とは別物らしい)。
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