marbo917

天国と地獄のmarbo917のレビュー・感想・評価

天国と地獄(1963年製作の映画)
4.0
2023年203本目

誘拐サスペンスの傑作。

靴メーカーの重役・権藤の息子が誘拐された。と思っていたら、運転手の息子を犯人が間違えていた。当初は身代金を払わない予定だったが、世論の動きを考慮し身代金を払う事に。無事に子供は確保できたのだが…。

徹底したリアリティと緊迫した空気とテンポの良さ。他の誘拐ドラマを追従させない完成度です。

余談ですが、犯人役の山崎努がその後に“マルサの女”で権藤の姓を演じたのは、伊丹監督のオマージュなのかも。
marbo917

marbo917