なお

天国と地獄のなおのレビュー・感想・評価

天国と地獄(1963年製作の映画)
3.8
観終わった直後は、それほど良かった感じもなかったが、しばらくすると記憶に残るシーンが多いからかまた見返したいかも。
前半は権藤が誘拐された運転手の息子を助ける為に、身代金を渡すかどうか苦悩する。後半は覚悟を決めた権藤の為に刑事が犯人を
見つけ出す。

身代金3000万円を入れるバッグをなぜ2つに分けるのか。
なるほど、、、

麻薬中毒者の溜まり場のシーンは薬物の恐ろしさがリアルだ。音楽も不気味。
ラストで犯人の口から誘拐事件を起こした真相が語られる。
天国と地獄の意味も。

リーダーの刑事役が仲代達矢だったのは後で知った。若い頃を知らないのもあるし、大河ドラマでの千利休役のまったりとした喋り口調のイメージが強いので、全然わからなかった。
香川京子が着物姿でお金持ちの可愛らしい奥さまが似合ってた。
若き頃の山崎努が見れる。

黒澤作品の有名な時代劇は時間が長いので、これまた後回しになってるけど、そろそろ観ようかな😊
なお

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