Carol

妻と女秘書のCarolのネタバレレビュー・内容・結末

妻と女秘書(1936年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

雑誌出版社社長のVanと彼の奥様のLinda、彼の秘書のWhiteyの人間模様を描いたドラマ。

始めの辺りはすれ違いが起こっても微笑ましいシーンが続くけれど、次第に溝は深まって。

全てにおいてタイミングが悪かったと言うのもあるけれど、VanはもっとLindaに気を配るべきだよな。

結果的に丸く収まって良かったのだが、何となくモヤモヤが残る終わり方だと感じた。
各々があの結末で幸せだと感じているシーンが欲しかったかな。
The Endの段階で、彼らは本当に幸せなのか?と思ってしまったもん。

1番気の毒なのは、本当はVanに惚れてたWhiteyに仕方なく第2候補として(?)一緒になられたDaveでは?
彼の視点からしたら、やっとWhiteyが自分の所に戻って来てくれて嬉しく思っているだろうけど。

結局はDaveの言葉の通り。
“Gosh, all the fighting and worrying people do, it always seems to be about one thing. They don't seem to trust each other.”

Myrna LoyとClark Gableを見れたので私は満足です。
特にパーティ後に鏡台に凭れてる彼女の完成された美しさ。
この時代のファッションが1番なのよ。

23 05 1/? (?)
2023 6/? (?)
Number 446
Carol

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