nanako

マッチスティック・メンのnanakoのネタバレレビュー・内容・結末

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったです☆

ニコラス・ケイジの作品はやっぱりおもしろいですね。
それにこの映画、凄ーくびっくりするどんでん返しがあります。
予備知識無しで見たのが良かったのかも知れません。

ニコラス・ケイジは、詐欺アーティスト(自称)なんですが、潔癖性。 靴を脱げ!とか、お部屋を綺麗に!とかいう程度なら、あんまり変だとは思わないのは日本人だから?アメリカ人から見たら、信じられない!!!って感じなのかしらね。

ドアを開けるのにイチ・ニ・サンと三回開けないといけないのは、自閉症みたいだし、チック症も出ているので、潔癖性もかなりのものなんでしょう。心を落ち着けるために吸うたばこの灰の方が気になっちゃいました!

妻と離婚した時にお腹に子供がいた事を知っていて気にしているロイ(ニコラス・ケイジ)は、相棒に紹介された新しい分析医と話すうちに、分析医に頼んで娘に連絡を取る事になります。 アンジェラ(娘)に振り回されながら、あーーーーあーーーーって言って困っちゃうニコラスが良いです。

アンジェラに詐欺を教えて欲しいと言われて同行し、自分のやっている事がはたして父親としてどうなのか、人間としてどうなのか考える事になります。
娘を守ろうと、見本になろうとして、ロイは変わっていき、症状も出なくなります。

どんでん返しは見てのお楽しみですが、きっと騙された事は悔しいけど、アンジェラが最悪の事態になる事は結果的に避けられ、自分も仕事から足を洗うのに踏ん切りが付いたでしょうから、あまり怒る気にもならなかったんでしょうね。

最後の再会はちょっとせつないけど、少々の怒りと、大きな優しさを感じます。
見終わって状況をわかってから、また見直すとおもしろいかも知れません。
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