これメチャクチャ楽しかった!
殻にこもって自分の世界に固執している天才詐欺師を、バディと娘(?)が一杯食わせて、立て直させるストーリーは、結構ビターテイストだけど、爽快感がたっぷりだった!中でもすべてのネタバラシ、アレはホントに華麗だった!そりゃ監督がやりたくなるのも納得だったし、事実良い!意固地詐欺師のニコラス・ケイジのダメさ加減も絶妙だったし、ロックウェルとかアリソン・ローマン、脇のキャストも中々だった!(特にロックウェル、ローマンは!)
スコットってコメディ映画を撮る印象は無かったけど、こんなに大人なコメディ映画を撮れるというのも驚きだった。最近はシリアス映画に傾いていてアレだったけど、意外とこういう茶目っ気映画も出来るんだったら、もっと見たい!邦題はイマイチだけど『オデッセイ』も楽しかったし。
これからパンフも読んでいくけど、これは今後も見たいなあ。タイプは違えど『アンチクライスト』と通ずるヒーリング映画だから(これメチャクチャ褒め言葉)!