なお

激怒のなおのレビュー・感想・評価

激怒(1936年製作の映画)
3.5
久しぶりにプライムで鑑賞。
群衆の一致団結は恐ろしい。
盛り上がった後の裁判で被告となる群衆の情けない姿。
留置所に強引に侵入し、火まで放つ群衆のやり過ぎ。
冤罪の罪で収監される主人公にスペンサートレイシーは、穏やかな性格と激怒する人格を見事に演じ分けている。
ラストへの展開が急ぎ足だったのが残念。

本作を観て、デゥィッド・リーン監督の「ライアンの娘」の群衆リンチを思い出した。

(字幕)
なお

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