笹春

激怒の笹春のレビュー・感想・評価

激怒(1936年製作の映画)
4.0
「M」に続いてフリッツラング監督作品を鑑賞。フリッツラング、いいなあ。

「M」に引き続き、暴徒化した大衆の狂気を描く。今作はそこにとどまらず後半からは主人公の復讐が描かれる。「正義」とは?ストーリーはやや荒削りなところもあるが、十分面白い。演出は「M」の方がよかったけど、今作も負けて劣らず。特に襲撃シーンがよかった。これは現代社会への警笛だ。
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