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ジェラシー・ゲームのseapony3000のレビュー・感想・評価

ジェラシー・ゲーム(1982年製作の映画)
5.0
冒頭の高原、テントを引きで撮ったオープニングが素晴らしくて気が引き締まる。荒木一郎の爽やかな曲で颯爽とはじまるけど、ストーリーはサッサと不協和音。ふぞろいの林檎たちの少し前の高橋ひとみ可愛い!ふぞろいではダウナー系だったけど今作ではアッパーなメンヘラ。男性たちも勝手だけど女性たちも勝手でそれぞれその都度自分に都合のいいことばかり言っていて安心する。がーん!なTVニュースで終わりかと思いきや、少し巻き戻して事件直後の場面が。…みてよかった。衒いがあるのかないのかよくわからない異形の仕上がり。ひとみさんの受胎ダンスも怖い。「湾岸道路」では樋口可奈子がひとりバイクで去るけれど、今回は夏木陽介、男が一本道を走っていく。ひとみどこいった。そしてはじまりと変わらない荒木一郎の爽やか曲。怖すぎるぞ。東陽一、バイク好きだなー。この作品日活70周年で小沼「軽井沢夫人」と併映だったのですか?すごいなー。こちらは真っ赤なスポーツカー。2本ともカークラッシュで終わるとは…たまんないな!

高橋ひとみが受胎したあと、大信田さんと村上弘明が赤いスポーツカーから血だらけで這い出てくるの、産まれたての胎児!?まさかな、、
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