このレビューはネタバレを含みます
マトリックスシーリーズのとりあえずの完結。続編が決定した今このあとのことが語られるのだろう。とりあえず人類はネオの手によって救われたのだ。
スミスはリローデッドで自由になったといったが彼はつまりはコンピューターウイルスであった。コンピューター側もスミスを制御しきれていなかった。コンピューターが人類を攻撃するのはネオを取り込んで理解できない部分を理解するためである。そのための手段として人間を攻撃していたのだ。しかし、コンピューター自信をも壊そうとするスミスを敵として見るようになる。手に負えなかったからだ。
そこでネオは敵の敵は仲間ということでスミスをマトリックスで倒す条件として人類に攻撃を止めるようにいう。それを飲んだコンピューターはネオにスミスと戦わせるということだ。
最後のシーンで人間と違いコンピューターは嘘をつかない。マトリックスから出たいという人間は外に出すと設計者が言った。現実を知らずにコンピューターの電源として生きるがいい夢を見るかそれとも現実を生きるかどちらも選択できるようになった。これこそまさに平和ではないか。