ルマンド

バウンティフルへの旅のルマンドのレビュー・感想・評価

バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)
3.6
嫁に腹が立って。観たくない。意地悪で嫌だな。
かと思ったら妙に優しいときもあって気持ち悪い。

もうやめようかと思ったけど、ロードムービーになってからがとても良かった。きれいな娘さんに出会って、故郷に。郷愁っていうんだな、小さい時に暮らした所っていうのは誰にでも理解できるなにかがある。そして主人公のセリフひとつひとつに何故か共感。涙。
保安官がいい人で。一人で過ごす時間を大切にしてくれた。

そう遠くない将来、私にも訪れるだろうか。
結婚すると息子は離れていき
結婚すると娘は息子を一人連れて来る

これでよかったのかな。というか、それしか選択肢はないんだろうね。
面倒くさい年寄りだなって若い時なら思っただろうけど、今なら気持ちもわかる。親戚で友達のミーマにそっくりで、愛らしい感じがした。
ルディもうだつの上がらない感じだけど、結局すごく優しいんだろう。最後は、言ってくれてちよっとスッキリした。あの、それでも強く言わない感じ、北海道男子の匂いがする。いい意味で。

過疎化が進むとバウンティフルみたいに日本の田舎もなるんだろうか。
なるんだろうな。
ルマンド

ルマンド