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グロリアのきのレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
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ジーナローランズのことどんどん好きになる こどもは嫌いよっていいながらフィルにじぶんちの猫ちゃん渡してあげるところとか。何度もフィルのことほおっておこうとするのにそれでもただ目の前にいる小さな男の子の手を取ることを選ぶグロリアに、それでも組織に何度も情が移ったか?母性が生まれたか?とかいう男たちはバカだ。フィルに「あんたのママになるって話、考えてくれた?」って聞いたらフィルが「あなたはママでもあるしパパでもある、親友でもいいし恋人でもいい」「家族がいいね」といった会話が素晴らしすぎちゃった。規範からずれたふたり(白人だけど、定職にもつかず、夫もいない“アバズレ”と家族を殺されたプエルトリコ系)がっそれでもなお家族を形成し、ふたりの関係はふたりが決めるってかんじで。
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