にまみれも

グロリアのにまみれものレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
3.8
詳しい説明はないけど、だんだんと無愛想なグロリアの過去などが見えてくる過程、殺しに慣れていることやタイマンを張れる事から、かなりの場数を踏んでいる事が分かってくる。

そんなある意味腕利きでもあるのに、子供を突き放したばかりなのに、それでも気になって引き返す所とか、ふっと見せる笑顔とか、意外とチャーミングな所を見せるのが「反則もんでしょ〜!」なキャラでもある。

子供も、最初はとにかく「パパーっ」と泣きわめくだけの駄々っ子だったのが、段々と自分の立場、どのように動けばいいのかが分かってくる辺りもいい。
特にラストの何も言わなくても分かり合える関係、と見えてくるラスト!
カッコいい映画です。

ひょっとして、マンガの「バイオレンス・アクション」の作者さんはこの映画が好きなのかなぁ?
結構、雰囲気が似てると言うか、この映画をみてこの作品を思い出してしまったんだよねぇ…。