この救いようのない結末。今まで私が見た中で最高のバッドエンドでした。ホラー映画をしっかり見るのはこれが初めてかもしれないけれど、私はホラー映画を見るのに向いていないということがわかった。クリーチャーが怖くて鑑賞中叫び散らかしたり薄目になったりしたけれど、結局一番怖いのは人間。極限状態に陥った人間の本性というか加害性、集団心理の怖さがよく描かれていた。
外国の文化にはあまり詳しくなく、みんな銃を日常的に携帯しているのかと思ったがそれは大間違いで驚いた。あのイカレポンチ宗教おばさんのような人間も傍から見れば「変な人」で、割と宗教の感覚もライトなんだな。ビリーが最高にブリティッシュな美少年で良かったです。美少年の死に顔最後に見せてくれー！
