このレビューはネタバレを含みます
謎の霧に不安になり、謎の生物に怯え、人間は冷静を保つ者、冷静さを失う者、神に縋る者。
最初にスーパーから出て行った女性が最後に生き残っていたのは、彼女が正しかったのか?というとそれはただの結果オーライ。
しかも彼女は一緒に行こうとしなかった人達に「地獄に堕ちろ」と言い放ったのは自分勝手だと思った。
何でもかんでも神が神が!と言ってみんなを洗脳しようとしていた女も結局周りを混乱させ殺人集団を作っただけだった。
1番スカッとしたのはその女が撃たれた時だけ。
ラストの主人公の行動に対しても、もう少し待っていれば!そもそもスーパーに残っていれば!と思うけど、誰もあんな結末になるとは思っていなかったわけで、主人公は決して間違ってはいなかったと思うし、自分から何もしようとしなかったスーパーの人達に比べれば立派だったと思う。
結論から言えば、あんなバケモンが現れたらどうしようもねーよ!って事ですね。