ミストのヤスヤスのレビュー・感想・評価

「史上最悪のバッドエンド」や「鬱映画」として有名な作品。確かに救いようのないラストではあるが、他にもっと気が滅入る作品はいくらでもあるように思う。ただ、主人公が結果的にこれほど選択を間違え続ける作品は珍しい。
また、意外だったのは、モンスターのクオリティの低さ。そこが肝じゃないのは、分かるが、それほど昔の作品ではないだけに気になった。
もう少し尺を長くして、極限状態にある人間の心理の崩壊具合や集団の勢力争いなどを丁寧に描いてもらいたかった。