ジョウ

ミストのジョウのレビュー・感想・評価

ミスト(2007年製作の映画)
3.8
フランクダラボン監督4作目。
非常に興味深い作品だった。
極端な状況ではあるけど、極限状態に置かれた人間の行動原理や異常さが1番面白い。
そしてそれを表すかのようなエンドロール。
主人公のデイヴィッドの後が狂信者のMrs.カーモディで、その次にアマンダ、次が弁護士のノートン。
人を信じなかった人、宗教を信じた人、人を信じた人、法を信じた人という並び。
普通ならデイヴィッドの次はアマンダかビリーが来るような話の流れだったけど、きっとあえてこの並び順なんだろーなーと。

途中オリーが言ってたけど、「人間は生まれながらに悪い。だから法律や宗教がある」っていうのが個人的にかなりパンチライン。
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