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ラブ・レターのmontblancのレビュー・感想・評価

ラブ・レター(1998年製作の映画)
4.5
搾取社会で生きる

思い出補正で過剰評価をつけてます。

吾郎は馬鹿で騙されやすく人情深い。
白蘭は不自由な境遇でも、明るく生きる。
環境は違えど2人は同じように社会から見放され、暗闇の中で生きる。
狂った社会で2人だけの愛を見出す。
苦しくても、絶望していても、一筋の希望を信じて生きる姿が、健気で切なく涙が止まらない。
無力で行き場のない悲しみが胸いっぱいに広がる。
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