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孔雀夫人のlemmonのレビュー・感想・評価

孔雀夫人(1936年製作の映画)
4.0
女性に求めるあるべき姿、といった固定概念が色濃く、その思い込みがより孔雀夫人に対して嫌悪感を増すが、、、いやいや、この旦那も阿呆ではないか。。。

20年連れ添った夫婦。
夫は仕事の停滞もあったが、一人娘は結婚して生活には何ら不自由がなく、妻と余生を楽しむためヨーロッパ旅行に。

妻は年齢より若く見え、社交的でモテる。そんな妻を割とおおらかに愛する夫、、、どうにもこの夫の行動が不可解で、20年の絆やら、いろいろ語ってはいたけど。クライマックスもなあ、、、どちらかというと観ているこちらはメアリーアスター演じるは未亡人に肩入れしてしまうので、まあ、良かったとは思ったけど。

孔雀夫人演じるはルースチャタートンは完璧👏。いわゆる若く見える年増おんなを外見からも(なんか綺麗だけど痛々しさを残した絶妙な若作りが素晴らしい)説得力を持って演じる。孫のやり取りには笑ってもうた😂。マリアオースペンススカヤとのバトルも最高👍。

これが映画となると、、、
面白いなあ😆。
一緒に見てた人も言ってたけど、今の時代だとウォルターヒューストン演じる夫が一番ダメな気がする。いまなら違う結末になりそう。
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