タイトル見てなぜか勝手に19世紀頭くらいのイギリスと御夫人の話かと思っていたら全然違った!
オープニングクレジットから自動車のイラストいっぱいで、ワイラーの時代もの面白そうだなーとかずっと勘違いして…
ノーベル文学賞受賞の小説が舞台化された後、ウィリアム・ワイラー監督で映画化されたもの。
原作者シンクレア・ルイスはアメリカ中西部の田舎町の人々を、風刺的に描いた作家。
本作でも、中西部で財を成し…
出て来る人物が皆まともではなく、誰にも感情移入できないまま、金はあるけど品がないアメリカ人夫妻と品はあるけど融通の効かないヨーロッパ人たちの恋愛合戦。「キングスマン」とかにもいかにも頭の悪そうなバー…
>>続きを読む『孔雀夫人』(1936)ウィリアム・ワイラーの戦前の作品は初。年の差仮面夫婦の浮ついたメロドラマだが、語りの達人だけにイライラせずに見せきる。ラストはさすがに女性蔑視的だが、全体に作劇とキャラの妙を…
>>続きを読む長年自動車会社を経営してきた社長のサムは娘の結婚を機に会社を売却して引退、夫婦でヨーロッパへの船旅に出る。
lemmon様のレビューを見て鑑賞。
印象的なシーン
・豪華なクイーン・メアリー号
・…
347.2842
元来、新大陸アメリカに渡ったのはほんの一部のお金持ちと、欧州で居場所のない者たちであった。そんな彼らが財をなす姿を旧大陸の人間はどう見ていたか。フランの鼻に付く女っぷりもさること…
避けることが難しい夫婦のすれ違いに憂いを滲ませる手腕、巨匠ウィリアム・ワイラーここにあり──自動車会社を売却して人生をひと段落させたサム・ダズワースは、妻のフランとヨーロッパ旅行に出かける。ところが…
>>続きを読む