この映画を一言で言い表すと「自由」だと思う。
直感的にこの映画から凄い自由を感じた。
「人生、何したっていいじゃん」
「好きなことして生きよう」
「好きな時に、好きな場所に、好きな人と行こう」
こういうメッセージを、説教くさくなくサラっと自然体の映像で語っているところが、ジム・ジャームッシュがクールな理由だと思う。
好きな時に好きな音楽を聞くエヴァ。
たとえ、ウィリーが嫌いなジェイ・ホーキンスの音楽でも気にしない。
ちょっとぐらい自己中心的でも構わないじゃん。
そんなウィリーも、最後はちょっとジェイ・ホーキンス気に入ってたような気がした。
