Jumblesoul

足ながおじさんのJumblesoulのレビュー・感想・評価

足ながおじさん(1955年製作の映画)
2.5
アステア50代半ばの頃のミュージカル。ジンジャー・ロジャースとタップを踊っていた躍動感の溢れるものから、優雅さを強調したダンスに変わっている。
足の動きは勿論見事で、あの大きな掌を使った表現力は相変わらず見事。この上半身の動きは並のダンサーには絶対できないものだ。
相手役はクラシック・バレエ出身のレスリー・キャロンを抜擢。後半に三部構成のレスリーの長いソロがあるが、正直なところ退屈。物語はバカバカしいもので、いくら何でも途中で謎のスポンサーの正体は分かるでしょ。
ちなみにアステアは、この4年後にダンスのない本格SF『渚にて』で素晴らしい演技力を見せてくれる。
Jumblesoul

Jumblesoul