MayumiM

足ながおじさんのMayumiMのレビュー・感想・評価

足ながおじさん(1955年製作の映画)
3.0
見た目まんまな"あしながおじさん"であるフレッド・アステアが、不遇の少女を影から支える謎の紳士に扮する物語。
ジュリーの年齢に近い頃に見てた時は「こんな人が突然現れたら素敵やん♥」なんて思ってたけど、ジャーヴィス氏の年齢に近くなってしまった今となっては何だか背筋が寒くなる感が無きにしもあらずなんだけど……とにかく、ダンスシーンが素敵……でいいのではないかと。
とはいえ、製作中にアステアは奥様を亡くしてるということで、どこか影のある印象。もしかしたら、そんなアステアをフォローするつもりで中盤から作品の雰囲気を変えたのかな、と思ったり。
ともあれ、秘書のプリチャードさんがいい味出しまくり。グリッグス氏と幸せな余生を送っていただけたら……と思わずにはいられません。

それにしても、あの孤児院はどうなったんだろう。何か気になる。
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