このレビューはネタバレを含みます
【 愛と仕事 】
渡部篤郎さん好きです。なんと言ってもダンディなのだ。失望から恋に落ち、愛に目覚め、復活してゆく様に元気をもらった。仕事の調子も比例して、上がってゆくのもまたよかった。
そうなのだ。愛と仕事は人生そのものなのだ。いずれも不可欠と言っても過言ではないし、どちらも人生の充実に関与していることは間違いない。
恋に落ちても、仕事に誇りを持てないままだとパッとしない。本作の渡部篤郎さんのように。
仕事に精を出すも、恋がなければ、やはりパッとしない。本作の渡部篤郎さんのように。
愛に目覚め、仕事に向き合う人はパッと“する”。それはもう最高に輝いている。本作の渡部篤郎さんのように。充実なのは言うまでもないだろう。
つまり、好きな人と過ごし、好きなことをする。これが至福な人生だと思う。正直で妥協なき人生であるとも言える。少なくとも日本に住みながら、「仕事嫌だな」と思うのは勿体無いと思う。突然余命宣告されたら、それこそ取り返しがつかないではないか。
仕事って人生そのものであると思うから。
愛って、人生そのものであると思うから。