ヤマト

最後の恋,初めての恋のヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

最後の恋,初めての恋(2003年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 愛と仕事 】
 渡部篤郎さん好きです。なんと言ってもダンディなのだ。失望から恋に落ち、愛に目覚め、復活してゆく様に元気をもらった。仕事の調子も比例して、上がってゆくのもまたよかった。
 そうなのだ。愛と仕事は人生そのものなのだ。いずれも不可欠と言っても過言ではないし、どちらも人生の充実に関与していることは間違いない。
 恋に落ちても、仕事に誇りを持てないままだとパッとしない。本作の渡部篤郎さんのように。
 仕事に精を出すも、恋がなければ、やはりパッとしない。本作の渡部篤郎さんのように。
 愛に目覚め、仕事に向き合う人はパッと“する”。それはもう最高に輝いている。本作の渡部篤郎さんのように。充実なのは言うまでもないだろう。
 つまり、好きな人と過ごし、好きなことをする。これが至福な人生だと思う。正直で妥協なき人生であるとも言える。少なくとも日本に住みながら、「仕事嫌だな」と思うのは勿体無いと思う。突然余命宣告されたら、それこそ取り返しがつかないではないか。

 仕事って人生そのものであると思うから。
 愛って、人生そのものであると思うから。
 
ヤマト

ヤマト