基本的にはゴジラの亜流で、それが恐竜になっただけ。ただ、「ジョーズ」の影響が丸出しなのが面白く、怪獣(恐竜)映画を「ジョーズ」的なホラー演出で見せるのはなかなか珍しい。恐竜もわりと丁寧に(?)人間を噛み殺してくれるので、結構グロい切断死体が出てくる。
最後はプレシオサウルスとランフォリンクスの戦いというのも、レア感があって面白かったですね。クライマックスはその2匹の相打ちになるのですが、舞台が富士山だからまぁ結末はそうなるよね、という感じ。
人間は残酷な死に方をするくらいの見せ場しかりませんが、主演の渡瀬恒彦は渋くてかっこよかったですね。
なお、当時の劇場公開は「ドカベン」との2本立てだたっとか。自分が小学生だったら見に行ったかも!
東京MXにて。