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みかへりの塔のricoのレビュー・感想・評価

みかへりの塔(1941年製作の映画)
3.5
清水宏は子供を扱うのがうまいなあ。
演技がうまい!というわけじゃないのに、なにか自然で、のびのびとしていて、魅力的。

話もただ悪い子の矯正学園のような所の風景なだけなんだけど、不思議とおもしろい。
脱走とかすると、口々に子供達が知らせる、そんな事だけでも面白い。不思議。

相変わらず、ちょっとしたサスペンスなとこや、沢山のユーモア、家庭の事情や世の中の厳しさ、擬似家族でもほんとの家族かのような感動シーンもあり、色んな要素が楽しめるし、清水宏の才能には感嘆しきりです。最近。
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