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ALWAYS 三丁目の夕日’64のjunのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)
4.3
前半はコミカルなシーンが多くて、前2作とは方向が違くて期待外れかな...と思ったが、ろくちゃんのバカンス辺りからやはりALWAYSシリーズの根底にはヒューマンドラマがあって安心した。

特に感動した場面は、結婚を認める鈴木オートがろくちゃんとの思い出を語ったあと、『殺すぞ』の一言から始まり、『捕まったって構わない。ろくを幸せにしなかったら殺すぞ』と実の親でもないのにそこまで言えること、ろくちゃんも鈴木家を東京のお父さんとお母さんと慕っていることなど、平成の現代ではなかなかこういう関係性は失われつつあるので新鮮に感じるし羨ましくも思った。

また、おじちゃんと淳之介の話も淳之介はおじちゃんの想いをきちんと感じ取っていたし、やっぱりこの映画といえば2人が追いかけるシーンだなと。

最終的には3部作きちんとまとまりが良くてとても好きな映画です。
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