このレビューはネタバレを含みます
えみりちゃんの取り巻きはずっと麻子さんの言葉を重く背負いながら生きて、多分青春時代を送れなかったんだろうな。
みんな麻子さんへの気持ちをキープできるのがすごい。
私は従わない!って言ってた子でさえ無意識下には麻子さんの存在があったと思うし。
告白と違って、一強だった麻子さんが犯人の片りんが出てきたときに動揺して揺らぐのが良かった。
犯人は性犯罪者というより、自分の過去の怨念の相手だと知るのもむごいし、
ラストで麻子に自分を殺させなかった香川照之もむごい。
いろんな連鎖が重い。