中トロ

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たちの中トロのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

三島の最期を描く映画。思想に触れるのではなく、楯の会の会員との関わりに注視している。実際の出来事と違ってる部分も多々あるが、ざっくりとした流れは掴める。
しかし、非常にチープな作品。作中に今の世界が写ってしまうのは如何なものか。また、お洒落なサウナで、サウナ早く行きたいなと思った。予算がどうこうではなく、こだわりの問題である。自決の後に映す海、自然風景も、サスペンスかと思ってしまった。特に気になったのは総監室でのシーン。外開きなのだから、内側に物置かれたとしても引けば開くのでは。それにも関わらず窓を割って突入しようとする幕僚、コントか?
偉人の1人とされる三島由紀夫を描く作品が、このようなものになってしまったことが残念だ。
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