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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たちのmoviemaniaのレビュー・感想・評価

2.0
若松孝二脚本監督、井浦新主演の歴史ドラマ。

三島由紀夫の著書は何冊か読みましたが“死に対する考えや美学”が随所に記されています。
結局彼は自分の目的を達することができずに自死という選択をします(死が彼の本来の目的だったのではとも勘ぐってしまいますが。。)。

タイトルにもある彼の美学でもあったであろう“死”というものをきちんと描写していないのは三島由紀夫に対して失礼なのではないでしょうか。

グロテスクだからとか倫理的問題とかそういう理由なんでしょうが。。
厳しい言い方をすれば、“それ”をきちんと描写できないのであれば作らない方がよかったのではとさえ思います。
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