このレビューはネタバレを含みます
そういう作品のつもりで見たから全然良いし、不満というわけでもないけどツッコミどころはめちゃくちゃ多い。
「死の恐怖前に自身の罪と向き合うことで更生が望めるし、罪を悔い清らかな心で死刑に臨んだ方が遺族的にも本人的にも報われる」というのは理解できるのに、「じゃあ被害者遺族＆身内に投票させてビンゴ形式で死刑執行しちゃおう」は無理無理無理！！！！双方に多大なストレスを与えてるからその大義名分(?)には無理があるって！！！！いやもうそういうものとして見てるからいいんだけど。
ビンゴという設定がいまいち遊びっぽいというか、ふざけてるニュアンスなので、「ビンゴを始めます」と言われても緊迫感がない。
ラストの方の設定は好きだったけど、意外性のための展開って感じで筋はあんまりない。殺しておきたかったならもっと早い段階で投票していれば、他の誰かしらは助かったんじゃないか？
