寝☆太郎

アシュラの寝☆太郎のレビュー・感想・評価

アシュラ(2012年製作の映画)
4.0
“飢餓”という、飽食の時代に生まれた人間には想像もできない苦しみに生きる人達の悲しいお話。残酷な描写はあるけれど、現実はもっと残酷だったのだろうと思う。人肉を喰らう悲しさよりも、人を信じることができない悲しさ。たまらなく切ない。

坊主によるストーリーテリングが『ショーシャンクの空に』のモーガン・フリーマンみたいな絶妙な効果をもたらしていて、この時点でもう涙腺緩みっぱなし。