Ryo

SAFE セイフのRyoのネタバレレビュー・内容・結末

SAFE セイフ(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライムで観れたのでなんとなーく鑑賞。
地下闘技場で相手を殺したか植物人間にしたかで、八百長を取り仕切るマフィアに追われた元刑事が主人公。
自暴自棄になって死のうとしたところ、たまたまあった中国人の女の子を見て自殺を思いとどまるところから話が始まる。
その中国人の女の子は抜群の記憶力の持ち主で、金庫の番号交換のために中国マフィアの取引に利用されるところだった。

主人公の無双っぷりが反則的で観ていて爽快。危なげなシーンもなくスムーズに物語が進んでいくので、カタルシスはその分少なめかもしれない。
ただ暴力だけでなく、途中に挟まれる彼の軽口?も面白かったりする。
この強さを見るだけでも満足できそう。
少しケチをつけるなら、物語の導入部が少し早足で、理解するのに少し時間がかかったかな?
しかしこの人元警官だと言うのに躊躇なくばかすか殺しまくるのが不思議だ。まあ殺すのはみんな犯罪者なんだろうけど。アメリカの警官はこんな感じなんだろうか?

ラストシーンで、犯罪組織の情報が入ったディスクをあちこちの貸金庫に預けて安全策を取った後、もう安全か尋ねる女の子のへの返事が印象的。

「もう安全?」
「一日一日だメイ。大切に生きよう」
Ryo

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