実話を映画化したんだよね。
社会問題を映画的観点から勉強できるっていうのが映画のいいところだと思うんだよね
映画冒頭のワーナーブラザーズのロゴは
「ダーティハリー2」の時代のものをあえて使ってる。
…奇抜な作戦を思いつくきっかけはTVで「猿の惑星」を観たから。
(猿の惑星の猿の吹替は山田康雄)
ベンアフレックはクリントイーストウッドを意識してるよな(笑)
見た目からして似てるからね(笑)
ベンアフレックのヒゲヅラってキアヌリーブスとかと違って
いやらしさがないのが素晴らしい。
アメリカ人の人質救出のために「アメリカ政府が偽映画をでっち上げる」ってプロット。
スターウォーズに似たの『アルゴ』を作るお話。
ちゃんと制作会社も脚本家も監督も宣伝もやってテロリストに隙を作るっていうの。
…名の通った制作スタッフを口説き落とすんだけど、「MGMとかワーナー」って言ってて面白かった(笑)
どう考えてもR2D2とC3POとチューバッカに似てるキャストが出てきたりして。
シリアスなんだけど、コメディ部分があるのがいい。その上で史実なんだからすごい映画だと思う。
航空券のシーンと搭乗口のシーンと離陸のシーンは超ハラハラした。
映画でしか味わえない興奮だと思った。
皮肉の決着法も素晴らしかった。
「Thank You,Canada…」かっこいい…。
「今朝、デリーズに朝食を食いに行ったら、やってきたウエイトレスが新聞を見ながら言いやがった。
『カナダはこんな事が出来るのに、なんでアメリは出来ないんでしょ?』って。
だから言ってやった。…『アルゴ、クソ食らえ!』」(笑)
チェンバースの特殊メイクはすごいね!
「映画を愛した人が、映画を愛した人の映画を撮った」
って映画だったね。
最後の方は失速してしまったのが惜しい…。