夏目

009 RE:CYBORGの夏目のネタバレレビュー・内容・結末

009 RE:CYBORG(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

敵の正体が「脳みそが作り出す集合的無意識(=神)」なんじゃないか、っていう着眼点や、テーマはめちゃくちゃ面白かった。

ただ、その仮定から確証に至るまでの理論付けがあまりされていなかったので、結局推論の域を出てないのが残念(作中では、ほぼその推測が正解みたいなテンションで話が進んでたけど)。

そのフワッとした理屈の上で、「核爆弾が」「世界の危機が」と言われても、正直乗り切れない感が拭えない。

また、最終決戦では、サイボーグが集結して、個々の能力を駆使してドンパチやってくれるのかと期待していたが、なんと事情がある002だけでなく、007、008も欠席。
人数が少ない。

それからやっぱりラストもよく分からん(あの空間も、脳みそが見せてる集合的無意識的なこと?)

ただ、決戦の最後の最後で、002が加勢した瞬間はめちゃくちゃカッコよくてアツかったので、そこが高評価ポイントです。
夏目

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