オカルト博士

旅の贈りもの 明日へのオカルト博士のレビュー・感想・評価

旅の贈りもの 明日へ(2012年製作の映画)
3.8
「いま、人生の忘れ物を探す旅に出る-」

定年を迎えた主人公が 学生時代の文通相手の女性に会いに行く物語です。
1度だけ学生時代に女性のいる福井で会っていて、これが凄く甘酸っぱくて涙が出るほど青春なんです。電車での別れのシ-ンは泣ける。それから42年後に主人公が福井まで女性に会いに行きます。 これに主人公が25年前に離婚した為に会ってない娘も物語にリンクしてきます。 僕はこんな話好きなので良かったし、一応は満足はしましたがそれでも~やっぱり もう少し上手に映画作れんか?みたいなんは ありました。スト-リ-が偶然過ぎる、リンクし過ぎる、無駄なシ-ンもある。などなど…これがハリウッド映画なら、運命のマジック!なんでしょう。 それならそれで、42年後の二人、前川と酒井の再会はかなり淡白で…もっと情熱的になって欲しかった~涙ぐらい流して欲しかった~運命的な再会なんやから
ラストで前川に 結婚する娘から手紙が来ます(手紙の内容めちゃ感動的)が前川を結婚式に呼ばないのはアカンでしょう?! また主人公に人生の忘れ物が出来たやないか! 今度は娘に会いに行かなアカンやんか~! 僕も人生にシコリを残すのは嫌な性格です。
皆さん、いくつになっても情熱的に生きましょうよ!~。

この映画で歌ってた、あさみちゆきさんの「ふるさとの木の下で」はめちゃいい歌ですね。