1978年の映画で、アカデミー賞 脚本賞を受賞した作品。
なんといっても、絶妙な外した間。（笑）
微妙な間と間の間に散りばめられた皮肉が、絶妙に面白かった。
なんとなく、全体的に皆がいい加減。
主役の二人においては、『あんたらのせいで俺の人生ボロボロだ。ナイフで切りつけてやる！』と叫んだ修羅場の数時間後には、なじった相手と熱い抱擁に熱いキス。（笑）
なんなんだ、このぐずぐずでいい加減な感じ。面白いじゃないか。
出会った相手と、あれこれ考えて、正しく段取り踏んでたら、あっという間におじさん、おばさんになってしまう。
時には段取りなんか忘れ、ここぞの時には、数段飛びで恋の炎に飛び込むべし。大賛成である。
ただ、それにより、誰かに迷惑かけたら、しっかり自分で後始末は必要だが。（笑）
ちなみに、邦題が『月の輝く夜に』なんですが、そんなに月は関係無かった気も。（笑）
