月の輝く夜にの作品情報・感想・評価

月の輝く夜に1987年製作の映画)

MOONSTRUCK

製作国:

上映時間:102分

ジャンル:

3.6

「月の輝く夜に」に投稿された感想・評価

かお

かおの感想・評価

3.2
バーレスクでシェールを知ってからもう少し彼女をしりたくて観た映画でした。登場人物のキャラクターが愛らしい映画でした。
なかなかめちゃくちゃな内容と、それを感じさせないどこか可愛らしい世界観。主演2人がとても若くて魅力的
Aika

Aikaの感想・評価

3.4
「今夜METで一緒にオペラを観てくれたら、この恋は諦めるから」

なんてロマンチックな誘い方…!! それも作品はラ・ボエームなんて、趣味がよすぎて私なら秒で落ちるわ…

パン屋で働く口の悪い男は、月の魔力で狼となり朝にはすっかり恋するロマンチストに。
対する彼女は彼が婚約者の弟ということで理性と本能の間で悩むが…

当時40歳のシェールが可愛すぎる!「バーレスク」でのボス的イメージが強かったんだけど、妙齢2度目の転機が訪れる女性を等身大に演じていてとてもよかった。
口では逆らいながらも彼に再会するために自分を磨き、METに現れる彼女の美しさにはため息…♡

パンを焼き汗水垂らした後は、オペラを聴くのが何より好きというギャップ萌え男子を演じたニコケイは当時23歳。頭髪も胸毛もフサフサ、筋肉もモリモリ。白いタンクトップも正装もお似合いです。

シェールの家族もふたりの禁断の恋に巻き込まれ、爽やかな朝がどんどん乱れていくのが面白い。

原題の「MOONSTRUCK」は、狂気は月の光によるものと考えられたことから、気の触れた、心が乱れるという意味だそうです。
良い意味でその言葉に説得力のあるロマンチックなお話でした。
カナダ留学中、体育の授業の一環でスキー合宿に行ったジャスパーの映画館でクラスメイトと観た。みんなはバカにしてたけど、私はまだ英語がよくわからないのに、すごく好きで、日本に帰って来てからもビデオ借りて観たり、今はDVDも持ってるほど。

最初で最後のデート(となるはずの)に、美容院行って、ドレス買って、待ち合わせに向かうシェールの表情。やっぱり、恋するといくつになってもきれいになれるなって、一番好きなシーン。

パン焼きながら、ウザいくらいに熱く不満をぶちまけるニコラス・ケイジも面白い。

「どうして男は女を追いかけるのか」
「死ぬのが怖いから」
さえない中年男が答えるけど、この人、「レオン」でレオンのお金預かってた人だって最近気づいた^^*(ダニー・アイエロという人らしい)
あいこ

あいこの感想・評価

3.0
話の展開は無理矢理感すごい。笑 昔のニューヨークの街並みが出てきて新鮮!
カラン

カランの感想・評価

5.0
20年ぶりに、何度か見直しているロマンティックコメディ。この監督は凄いなと思う。フィルマークスをやり始めて『屋根の上のバイオリン弾き』の監督であったと、今さら知った。『ジーザスクライスト スーパースター』を次は観てみることにしよう。

ニューヨークのイタリアンコミュニティを舞台にした、年齢層かなり高めの人物たちの裏切りと恋と和解のコメディーで、しょうもない話しで持ちきりなのだが、なんと暖かい映画であることか。『屋根の上のバイオリン弾き』は、ロシアの地で反ユダヤ主義の波で迫害されて、娘の結婚式を台無しにされた父が、普通は生きる希望を失くす、さらなる喪失を抱えながらも、《歌》心を絶えず発揮しながら、哀しきユダヤを描いたドラマだった。しかしそこには歴史の紆余曲折が描かれていたわけで、今回の『月の輝く夜に』はそういう大きな物語ではなく、語るべきこともない中年の事情で婚約した女が、その中年の婚約者の若い弟と恋に落ちる話し。そこに頑迷な父親のこれまたつまらない不倫の話しが持ち上がり、ファミリーが不和をきたす。もちろん和解に至る。和解の理由など語られない。こういう不倫話しが気に入らない人もたくさんいるのだろうが、愛と和解の理由など何でもよい。お月様が輝いているから、愛し、赦す。これまで大きな物語を描いてきた監督の、飄々とした悟りを響かせる人生の《歌》が、この『月の輝く夜に』の魅力。

小さなドラマが起こる、人生の交差点のようなリストランテで・・・(素敵なお店なんだわ。ただ現実には鬱陶しく感じるんだろうか。他の客も巻き込んだ誕生日会とかやる店、多いでしょ。)・・・今婚約者になった女に要求されて跪ずく男のプロポーズ。初老の男女の抑制されたラブアフェアー。心のどこかでそうありたいと思うが、とてもありえないとすぐに打ち消される、愛すべき人生のドラマのかけらが、大らかに歌うように描かれる。

煌びやかで、巨大なシャガールに彩られたニューヨークの歌劇場では、別れのデートとなるはずのオペラは、父の不倫に出くわして、バーに流れてみても、話はロマンスに燃えるわけもなく、女が足早に店を出るから、ウィスキーを急ぎ飲み干して、凍るようなストリートに出る。とぼとぼ歩くと昨日初めて会って、昨日初めてまぐあった男のアパートの前に着く。シェールは「どういうこと!?」という調子で、大きく輝く目をさらに大きくする。

まだ若いニコラスケイジのどこからがアドリブか分からない、文字通り、演劇がかった話し方で、色々人生のうらみつらみの話が膨らんで、浮世の哀しみを精一杯込めた調子である。「帰るわ。私はあなたの兄と結婚するの」と聞き入れない女に向かって、男はGet in my bed!って叫んでいた。「今から俺の部屋で愛し合おう」って。

老夫婦の和解とテーブル越しの投げキス。ヨーロッパでは、たとえ同性同士でも、重要な局面では、口と口でキスをする。ファッションブランドのベネトンがローマ教皇とイスラム教指導者がキスをしている合成写真を広告にして、教会に訴えられていたが、キスは和解の象徴なのである。このベネトンのデザイナーのような野心が、この映画にあるわけではないし、その合成写真のようにキスをするわけでもない。老人たちが、テーブル越しに投げキスをするだけだ。しかし、これ以上に人に平和とは何かを伝えるようなキスの描写も、寡聞にして知らない。

この映画の明白さを前にすれば、「その素晴らしさは見れば分かる」以外のコメントはすべからく駄文であるが、最後に付け足し。原題のMoonstruckは文字通りには「月にやられて」と言った感じだろう。月はlunatic(狂った)という表現があるくらいで、人を惑わす星のようだが、月でも何でも、理由など何でもよく、人は人を愛し、和解するべき、ということを改めて教わった。
2002年3月23日、鑑賞。

この映画、ニューヨークを舞台にしているので、途中の「ワールド・トレード・センターのある風景」が懐かしく、美しかった。
まこと

まことの感想・評価

3.7
"終わりよければすべてよし" 的な映画です

好意の矢印があっちへいったりこっちへいったり、それでも矢印は常に意中の誰かに向けられ続けている

ジャケットの開放的なシェールがまた良いです

「月」は様々な場所でキーとなりうる物体ですよね

ロレッタ、ロニー、ローズと登場人物に「ロ」のつく名前が多いのでそこだけは注意をw
Yuki

Yukiの感想・評価

3.4
バーレスクのシェーンにハマり鑑賞
歌がないのが残念だが若いころから艶やかだったんだなと

オペラを観ながら涙を流すシーンがとても印象的

ストーリーは無理矢理感が否めないが終わりよければ全て良し
肩の力を抜いて見ることのできる映画でした

ニコラスケイジが、フサフサ、なんですよ…

シェールさん魅力的すぎません?
かわいいし、きれいだし、その二面性に僕はもうメロメロでしたよ

音楽もオシャレでしたね
ピザのように見える月なんて表現、思わずにやけちゃいました
すごい面白い見方ですよね

朝食の、食パンの中をくり抜いて卵を落としたの、あれすげえうまそうだなあ
映画で出てくる食べ物ってそう見えます
クレイマークレイマーのあれとかね

ラストのみんな集まってチャンチャンも、幸せですばらしい
浮気やらなんやらやってることはけっこう不穏なんですけどね、でもなんだか許せちゃう空気がありますね

どうして男は複数の女性を追うのか?
うーむ、難問ですね
みなさんの哲学やいかに
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