松井

バッファロー’66の松井のレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
3.7
刑期を終えたビリーは両親を安心させる為にいないはずの妻を連れて帰るとウソをつく。通りすがりのレイラを拉致して妻を演じてもらい……果たしてうまく騙せるのか……









以下ネタバレ感想★★★★









トイレと出会えない不運な男ビリー。あれだけ尿意を催していたのに収まることなんてあるのか(笑)誘拐されたレイラもやけに従順すぎてビックリする。逃げるタイミングはたくさんあるのになあ。


両親がかなりぶっ飛んでるのでビリーみたいな性格になるのも頷ける。レイラはペラペラとウソを重ねるけどバレバレなのが何だか愛しく思える。


あれだけ肌を露出したレイラを見たらベッドシーンにすぐ行くのかな?と予想していたけどそういうとこは真面目なビリーで不思議な魅力を感じる。


ラストで復讐なんて止めたらいいのにと思っていたらその通りに終わるとは(笑)最後に大切なことに気付いた哲学的な映画。
松井

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