ととろあ

バッファロー’66のととろあのレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
4.0
親は子へ無償の愛を注ぐというが、僕はそうは思わない。むしろ子が親へ無償の愛を注いでいると思う。この映画を観るとそれをよく感じる。

主人公が怒りっぽくて言動や相手への態度が悪いのも父親の影響なのかな…。
レイラを連れて親に会いに行くシーンで、両親共々息子には無関心でレイラにばかり関心を持っている感じがとても辛かった。それまでは主人公にイライラしていたけど、むしろこのシーンの後から同情のような感情が芽生えたくらい。

クリスマスなどにまめに手紙を送る姿勢といい、殺してやるという時の走馬灯みたいなのに両親がいるところも最終的には親への無償の愛、いや血の轍だなと。

結局何が言いたいかというと、クリスティナ・リッチまじ可愛かった。
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