ととろあさんの映画レビュー・感想・評価

ととろあ

ととろあ

映画(217)
ドラマ(1)
アニメ(0)

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.9

復讐劇。正義とは何か、人の正しさは人によってそれぞれ。そんなテーマを感じ取った。僕は正義なんて空虚な存在だと思う。一瞬で崩れ去るものだし、仮にあったとしてもそれは互いの共通認識によるものであり、存在し>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

期待値を上げすぎていたかもしれない。でも、当時でこれだけのSF映画を作り出したことは並大抵のことじゃないと思う。

映画館で観てみたかった。いつかリバイバル上映しないかな

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.3

友情努力勝利、まさにジャンプを体現したような映画だった。

胸熱のストーリーは多少粗くてもその粗ささえも魅力になってしまうと知った。

グランメゾン・パリ(2024年製作の映画)

4.1

展開がいい。起承転結が分かりやすくて何かジャンプの漫画を読んでいるみたいだった。

ドラマは観てないけど、めっちゃ面白かった。パリではそれだけ熾烈な戦いが繰り広げられていることを知れたし、日本人がフラ
>>続きを読む

I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

4.1

終盤までかなりきつかった…。主人公の行動が…。

恋愛ゲームとかに例えると全て間違った選択肢を選んでいるみたいな。最終的にみんなから嫌われるバッドエンド…😭

ただ、この映画はすごい。自分は違うと思い
>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

4.9

希望を見出せた。この映画から光を受け取った。少なからず感じていた正しいことを正しいと信じてくれることの難しさ。正義は人によって違う。正義は悪と表裏一体なのだと思う。僕は正しいことが正しいと言えるような>>続きを読む

レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス(2012年製作の映画)

3.9

ミュージカル映画は初めて鑑賞。
セリフが全てミュージカルで終始劇を観ているかのような感覚に陥った。
ストーリーが起承転結すごく分かりやすくて、革命など市民による反乱が起きない日本からしたら非常に刺激の
>>続きを読む

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

3.7

後半眠かった。でも、すんげー懐かしさを感じたわ。忍たまのこのノリが嫌いじゃないんだ。

あの3人の声聞いてて、声優がまじで豪華だなと詳しくない俺でも思った。

次はおじゃる丸とか映画化するんかな?

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

寒いのにあったかい映画好き。

人間関係がだんだん良い方向へと変わっていくのが観てて良かった。祝いの日にはみんな幸せになってほしいよなやっぱり。

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

かつて『青春18×2』を観た時に出てきていつか観たいと思ってた。そして中山美穂さんの訃報。観なくてはいけないと思った。

雪国は同じ日本なのにまるで全く別の世界が広がっている気がする。きっとここへは行
>>続きを読む

今すぐ購入: 購買意欲はこうして操られる(2024年製作の映画)

-

もはや資本主義社会では利益を求めることと環境を守っていくことはトレードオフなのだと分からされる。

ただ他の方のレビューでも書いてあったが、Netflixがこのドキュメンタリーを作っているのは皮肉やな
>>続きを読む

六人の嘘つきな大学生(2024年製作の映画)

3.9

原作を何年か前に読んでうっすら覚えている状態で鑑賞。結果、面白かった。

原作が面白い実写化は評価が厳しくなりがちだけどもそれは原作への愛だと思っている。少しばかりの改変はあったが、とんでも展開になっ
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

多様性って言葉が都合のいいように使われていると思うことが多いが、この映画は違う。人種差別という重い題材を扱いながらも徐々に運転手と心を通わせていく主人公のロードムービーだと感じる。

結末の意外性は確
>>続きを読む

ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.3

栄光と転落その対比が上手く表現されてて2時間ずっと見入ってました!

会社は大きくなれば必ず腐敗すると僕は思っています。過去にやったことが現在では理解できなかったり、悪になっていたり時代が変わるとその
>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.5

終始目が離せない展開であっという間の2時間半だった。
主人公が無双する展開ではあるものの、そこに重厚なストーリーが加わることでローマ帝国における君主と戦士の戦いが繰り広げられていた。本当に面白かった。
>>続きを読む

動物界(2023年製作の映画)

4.3

ブッ刺さった。共感と友情を感じるジャンプみたいな映画

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.3

美味しそうだし明るくて幸せな気持ちになる。ジュルリ&ハッピーの映画でした。

こういう明るくなる映画をもっとこの若いうちに観ておきたい。

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

4.0

主人公ほぼ仲野太賀ってくらいいい演技だった!最後のシーンはほんとにくらってたまらん!

この映画長くて途中眠くなるだろうな…って不安やったけどそれも杞憂。案外あっという間やった気がする。

ただ、あの
>>続きを読む

花嫁はどこへ?(2024年製作の映画)

4.3

なんかこうほっこりする映画の良さを思い出させてくれた気がする。今までどんでん返しとか胸糞悪いとか衝撃の実話系の映画を好んで観てたけど、初心に帰るとやっぱり僕はこういう映画が大好きなんだなってしみじみ思>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

多分面白かった。
A24特有の不気味な音にはいまだに慣れないところがある…。

戦争というフィールドにおいてその惨状や結果を映像として残す者は必要だと思う。彼らがいないと真実が捻じ曲げられるから。今回
>>続きを読む

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.3

気づいたら映画終わってた。結構長めの映画だけど、それを全く感じないくらいに面白かったし、低予算でこれを作ったの凄すぎる。

時代劇や侍の使われ方については確かにそう思ったし、メッセージが伝わってきた。
>>続きを読む

サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

4.3

メッセージが直に伝わってくる素晴らしい映画だった。

今や麻薬市場を超えて1500億ドル規模の市場になっていることには驚いたわ、実際の映像が生々しく、倫理的に度し難いわで衝撃を受けた。

このような表
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

不穏な空気を漂わせておいて何も起きない。

自分が父親になったらまた観たい。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.4

タイムループものは初めて観たけどこれを機にハマっちゃいそう。てかマンデーズとか今流行りの侍タイムトラベラーとかもタイムループ?なんかな。制作費少なめでかつ面白い作品にするとたどり着くのがタイムループな>>続きを読む

劇場版 オーバーロード 聖王国編(2024年製作の映画)

4.3

やっぱ全ては私の手のひらの上だぞっていう構造が面白い!
ネイアが結局力無きものには何も守れないし、強い者に虐げられるだけだ的なこと言ってて意外と共感したかも。現実だと人間しかいないけど、経済的、身体的
>>続きを読む

マルホランド・ドライブ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

5.0

この映画はミステリー映画で僕史上最高の映画になった。2024/9/29

こんなに理解が難しいのに面白い映画って何だかんだ名作として語り継がれるものが多い気がする。それこそが(ミステリー系のもので)い
>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.5

ドラマは2つとも観ないで鑑賞しました。

メッセージ性があってなおかつ家族愛についても寄り添っているのが印象に残りました!

強きものと弱きものの矜持がぶつかり合う様は観てて面白いのですが、現実に落と
>>続きを読む

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.0

所々に芯をついたようなメッセージを感じ取れて響く作品でした。
正直、長すぎる気もするけれども僕は最後まで楽しく鑑賞できました。(楽しい系の映画ではないのかも?)

キャンプのシーンは非常に共感した。あ
>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.7

恋する惑星なのだから、登場人物みな恋に対して変わっていて不思議な振る舞いをするってことなのだろうか。🌎

ポスターにいる子いつでてくるんだろと思ってたら後半だったのね。爆音でカリフォルニアの曲流してル
>>続きを読む

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.1

「自覚なき悪」が印象に残りました。
転売という行為をあくまで職業と自覚しており、周囲の人間に対しても所々後味の悪くなる対応をする。そのちりつもが最悪な事態へと発展していく様は観ていて面白かったです。
>>続きを読む

きみの色(2024年製作の映画)

4.0

朗らかなメロディーと共に音楽を感じる映画でした。

高校時代にバンドとかやっておきたかったなというノスタルジーを感じさせる系の映画大好き。最低週2は味わってる。たまらん

箱男(2024年製作の映画)

4.1

インターネットが普及し、スマートフォン一つで他者と世界と繋がれる時代になった今に響く内容でした。

安部工房作品は「砂の女」しか読んだことがないが、この作品は解釈というか独特の視点でモノを言ってくる。
>>続きを読む

ブルーピリオド(2024年製作の映画)

4.1

芸術は才能や幼少期からの歴がものをいうと思っていた、この原作を読むまでは。

この作品はフィクションだけれども、芸術は孤独であり、また集団で挑むものであるという逆説的な存在だと気づかせてくれる。
自分
>>続きを読む

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.7

正直言って今までの日本実写化映画で1位争うレベルで面白かった!

何と言っても王騎将軍を演じた大沢たかおさん…。前から演技うまいなーくらいに思ってたけど、これからでる映画全部初日に観に行きたいくらいフ
>>続きを読む