ぴざちゃき

千年女優のぴざちゃきのレビュー・感想・評価

千年女優(2001年製作の映画)
4.6
泣いた。めちゃくちゃ良かった。
「虚構と現実」っていうテーマで今敏だなぁ〜って作品。

ラスト10分くらいで、「残酷な幻想とそれへの憧れ」を感じて、泣いた。
Underworldのborn slippyの
「She was a beautiful boy
And tears boy And all in your inner space boy you had」
morohaの米の
「金さえあれば 金さえあれば どうだった? ほんとのことはわからない」

に似通ったものがある。
「だって私は〜」のセリフは、これに尽きるんだけど、これを言えるようになるための、人生だったのかなと思う。

昨日「ランローララン」を見たから、
時空を超越する思いと、疾走感というのも感じた。今敏の作品の走り方がすごい好きや。
ご存命だったら、もっといろんな傑作を残してたんだろうなぁ。
ぴざちゃき

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