千年女優のしのレビュー・感想・評価

引退した大女優の半生を本人の回想とともに振り返るお話。現在のインタビュアーとカメラマンが回想の中に入っていって、その中の登場人物と会話できる、という構成がおもしろい。
画家の男に鍵を返すため、女優になり何年も彼を探し求めるという本筋が、ラストいくつかのシーンで少し変わってみえるのが見事！

彼が逃げたのをこっそり教えてくれた番頭さんがかっこいい。

2022-75