このレビューはネタバレを含みます
▼あらすじ
30年前に引退した女優へのインタビューを題材に、
彼女が歩んだ半生と日本映画史をミックスさせたストーリーを芸術的なアニメーションで描いた力作
▼感想
正直ストーリーは、個人的にはあんまりだった。
様々な時間空間がシームレスにマッチカットで繋がっていく映像は、今敏監督ならではのクオリティで素晴らしかった。
アニメーションとはいえ、マッチカットをあんなに大量に入れるの絵コンテ作成段階で苦労しそう……
ただ、ストーリーに入り込めなかったのと、シームレス故に緩急に乏しい流れるような映像だったため、
良くも悪くもテクニックある映像を見続けただけの鑑賞に留まった。
アクセント?の千年女優の呪い老婆いなくてもいいなと思った。
「年老いた私の姿を見せたくない、あの人には若くて綺麗なままの私だけを覚えていてほしい」的なセリフは好きだけど、他にやりようあったと思います(小声)
もう少しラブロマンスのウェイトを上げて、エモい感じにしてくれたら、好きだったかもしれない。